関数電卓 例題と操作
観覧車の回転角度と位置。
観覧車の回転角度と位置。
問題
- 15分で1周する、半径50mの観覧車に乗客が乗った。
- 観覧車の中心から両側37.15mの場所にある通路の真上に最初に来るのは乗ってから何分後か?
- 乗客が観覧車の隣にある高さ90.45mのビルと同じ高さに来るのは乗ってから何分後か?
指針・ヒント
- 乗ってからの観覧車の回転角度をθ(度)とすると、観覧車の地面からの高さ:hは、h=50-50cos(θ)、観覧車の中心から水平方向の位置:wはw=50sin(θ)と表すことができる。
- また観覧車は15分で一周するのでx分後の回転角度はθ=360x/15とすることができる。
- 数表作成機能を使えば、変数の変化による式の値の変化を見ることができる。
解答
キー操作
画面(キー操作後)
-
1
数表作成モードを選択。
- ※【角度単位設定】は度数法(D)で行う。
キー操作
w8 ※qw21
画面(キー操作後)

- 2 f(x)に観覧車の地面からの高さの式:50-50cos(360x/15)を入力する。
キー操作
50p50k360[a15$)
画面(キー操作後)

- 3 g(x)に観覧車の中心から水平方向の位置の式:50sin(360x/15)を入力する。
キー操作
=50j360[a15$)
画面(キー操作後)

- 4 xの開始値:0、終了値:15(15分で一周)、ステップ値:1(1分ごとに見る)を入力。
キー操作
=0=15=1=
画面(キー操作後)

- 5 xの値による変化を表示する。 カーソルキーで数表をスクロールして、g(x)=37.15のときのxの値:約2分後を確認する。
キー操作
=RR
画面(キー操作後)

- 6 さらにカーソルキーで数表をスクロールして、高さが90.45mになるのは6分後と9分後だとわかる。
キー操作
RRRRRRR
- (※R×7回)
画面(キー操作後)
