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NPO法人うのあんいっち様

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学生NPOの企画・運営による「インドスタディツアー」報告。

  • NPO法人うのあんいっち
  • 山根淳平さん・笠原沙織さん

写真による国際協力を目指している「うのあんいっち」は学生だけのNPO法人。インドへの研修旅行に、デジタルカメラ「エクシリム」を持参し、カメラを通じて子どもたちと触れ合ってきた。インドの体験は、学生や現地の子どもたちに何を残したのか、運営スタッフに話を聞いた。


導入機材

ハイスピードエクシリム
<EX-FC150>
使い方ガイド

インドの印象は「カオス!」

インドの印象はどうでした?
「テレビで見るインドは、道端に裸でしゃがむ孤児だったり、ほっつき歩く野良犬だったり…貧しいというイメージがありました」。
「僕もインド人の友人はいましたが、映画『スラムドッグ・ミリオネラ』の印象があって、かわいそうな子どものところに行くんだと思っていました」。
「でも、行ってみたら普通の服を来てサングラスなんかかけている人もいたし、イメージどおりほぼ裸の人もいました。混沌というかカオスというか。そういった印象でした」。
「みんなそれぞれ、インドに言ったらこういう授業をしたいとか、こんなふれあいをしたいとかプランを立てて時間割を作っていったわけですけれど…うまく行った日がないんです! 10計画していたうちの3できれば良いという状態で。たとえば30人くらいの授業を校庭でやりたいと思っていても、僕らが行ったときには校庭に100人くらいの子どもがいる。形にならないんですよ」。

物質的には貧しくても、幸せそうなインド人たち

それは大変でしたね?
「はい大変でした(笑)。でも無駄ではなかった。これがインドで、周りを見ても時計がない。それがインドの普通で、日本人の考える普通のほうがズレているのかもしれません」。
「用意した遊び道具も足りなくて、バスケットボールや縄跳び、サッカーなどをして遊びました」。
「女の子は髪を結ってくれたり、楽しかったですよ。男の子とはサッカーというとかっこいいのですが、ボールがないので…わたしの靴を片方脱いで、それをボール代わりに蹴って遊びました(笑)。なんでも道具にしてしまうんです。そのバイタリティがすごい。片方だけぼろぼろになった思い出の靴は、今も大切に部屋に飾ってあります」。
「物質的なことを比べたら彼らは日本人より貧しいのだけれど、僕らがイメージしていた貧しさとは違う。貧しければ助けてくれる人もいる、人に慣れているというか、生きることを楽しんでいる。人と接することが、日本のほうが貧しい」。
「人と人との距離感が近いんです。友達でなくとも気楽に話しかけてくる。僕たち日本人が珍しいせいもあるのでしょうけれど、初めて会った人たちが気軽に声をかけてくれたのは、うれしかった」。
「インド人は人からどう見られているか、気にしていないようなんです。表裏がないというか。それが日本人と一番違いました」。
「日本に帰って、ラッシュの時間に乗ると、電車の中で皆がうつむいているんですよ。とても、つまらなそうで…そのときに、インドに帰りたいなぁと思いました」。

カメラに触れることが感性を刺激する

持参したデジタルカメラはどうでしたか?
「デジタルカメラは大人気でした。子ども達どうしで取り合いになるほどで『順番にね』といっていました。好奇心はすごいですよね。『カメラカメラちょうだい!』と寄ってきて『今日は持っていないよ』というと『あるでしょ!』といって人のカバンの中を勝手にガサゴソ…でも、必ずちゃんと返してくれました」
「子どもたちはすごいんですよ。カメラを持たせると、最初のうちこそ適当に触って画像をデリートしてしまったこともありましたが、使っているうちに自分たちで使い方を覚えてしまいました」
「僕たち日本人はカメラを思い出作りのために使うことが多いですよね。写真をとるというのはアタリマエの行動で、写真を見て「あのときああだったな」と思い出す。インドの子は写真を撮ること自体に魅力を感じている。写真を撮ることで笑顔になる。カメラを持った子達は、とても嬉しそうな笑顔だったのが印象的でした」

ハイスピードムービーへの反応は?
「すごかったですね」
「そう。みんな『なにこれ、わーっ!』って驚いていました」
「縄跳びをしているところとか、水風船が割れる瞬間とか、目で見ていても見えていないじゃないですか。肉眼ではわからない世界があるってことを、私達も再認識しましたし、インドの子ども達がわかってくれて、すごくよかった。彼らの世界が広がるきっかけになったんじゃないかと思ってます」

未来へつづく関係へ。デジタルカメラがきっかけに。

でも…現地の子どもたちにカメラを貸しだすだけで、果たして国際貢献になるんでしょうか?  イジワルな質問かもしれませんが、先進国の若者が、途上国に何か与えてあげておしまい、ということにはなりませんか?
「僕らが目指しているのは、与えてあげる、ではなく、相互協力です」。
うのあんいっちでは、子どもたちの撮影した写真をもとに、日本で写真展などを開き、その収益をを子どもたちに還元している。
「写真を撮影することで、子どもたちが新しい何かに触れ合える、自分たち学生も異国で成長できる。それがさらに貢献につながるというwin-winの関係を目指しています」
それはすぐに成果は出ないですよね?
「はい。そのときに与えられたとは思っていないんです。たとえば自分たちが子どもの頃に、遠い遠い国から、見たこともないような人たちがカメラを持ってくるみたいな体験をしたら、と考えると、おもしろかっただろうなと思います」
「人とのつながりでしか、自分の方向性を作れない」と彼らは考えている。人と会うこと、海外に出て行くことで変わって行く。自分達の「未来」。
「子どもたちや自分達の中では、何かが変化している、でも、どう変わっているかは、今はまだわからないのですが…これからの人生がつづくなかで、だんだん変わって行くんだろうと思っています」。

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